コロナ禍でも野球は出来る！を合言葉にウィンズの2021シーズンが1年ぶり開幕。
昨シーズンからウィンズフロントは大胆な選手補強を敢行し、スタメンは若返った。
開幕対戦相手はおはようブラックスから改名したレッドモンスター。
ウィンズ先発は大野。ライバルチームからのサプライズ入団で、かつての『江川の空白の1日』のような社会現象を巻き起こした注目の開幕投手。(江川ネタが古くて分からない若手選手はググってください。)
その大野、初回からコントロール抜群のピッチングでバッタバッタと６奪三振。確か三塁を踏ませない完封ピッチングを披露。
今シーズンから使用するAグラントでの守備に不安もあったが、ほとんど外野にも打球は飛ばないキレキレの快投。
新加入のサード高橋勇、一塁川口の内野連携も堅くいいムード。
攻撃面では仲真の2打席連続タイムリーなど3打点、高橋勇、川口のそれぞれ三塁打。
ウィンズ古参のメンバーにも高柳、高坂、進藤、横山が勝負どころでタイムリーを放ち、押せ押せムード！
この日一番の球場を沸かせたのはやはりこの男。6回の攻撃、ランナー2人を置いたチャンスに松村監督はピンチヒッター木村を送る。
気合い充分、オーラ全開で振り抜いた木村の打球はピッチャーゴロ。
ちびっ子ファンも見てる事を意識して、常に全力野球がモットーの木村は猛ダッシュで一塁キャンパスを目指す。
ところが３、４歩走り出した途端、彼は地下へ潜って行った!?
いや、膝から崩れ落ちて前のめりに転倒!!
球場に詰めかけたファンは、まるで人類が退化する様子をスローモーションで見てるような幻想的なシーンに涙した。
『人は誰しも土にかえるんだなぁ、、みつを』的な？
もちろん転倒してさらに退化した木村はアウト。しかし、その全力プレーに観客はスタンディングオベーション。
終盤のダメ押し人類の退化走行で拍手と笑い泣きの嵐。(参考写真1)
ゲームは完全なるウィンズペースで9-0完勝で初戦を制した。
MIPは完封勝ちの大野投手。久しぶりに開幕をパーフェクト勝利で飾り今シーズンの松村ウィンズに期待大！
【参考写真１】
